大阪マラソン・ボラ−大阪BV普及会、石井です。

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10月25日(日)大阪マラソン・御堂筋沿道整理

ボランティア2名の募集

2名の方が急用で辞退されました、参加のご協力を

お願いします。

集合は朝7時30分〜13時解散の予定です。

(ウエア・キャップ用意)

お仲間、友人、親子(中学以上)、待ってます。

大阪ふうせんバレーボール普及会 責任者 石井

後継者

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”多聞言葉”シリーズ(コハ‐37)

人間関系

 組織の重力となるべきリーダー(後継者)にとって最大の課題は何か・・・?それは、何といっても“人間関係”を、どう構築するかであろう。しかし、“人間関係”で悩んでいる後継者は意外と多いのである。しかも、驚くべきことに、現社長である父親との意見の対立、そして古参幹部との“人間関係”がしっくり行かないという悩みが圧倒的に多いのである。

 “人間関係”における悩みの原因は、大きく二つあると考える。

 一つは、組織風土の問題。良い組織の成立条件が欠落しているのだ。理念・目的が明らかにされておらず、浸透していない。ゆえに、働く人間の貢献意欲を引き出し切れていない。その結果、“人間関係”に必要な良好なコミュニケーション機会が生まれていないのである。

 もう一つは、後継者の価値観レベルの問題。知識教育に偏っていて、価値観学習をしていないので、真の主体性が確立されておらず、自分にとって都合が悪いことはすべて環境のせいにしてしまい、“人間関係”を構築できないでいるのである。

 組織と個人という視点から原因を二つに分けてみたが、共通していえるのは、いずれも「何のために」という目的思考の欠落にある。仕事の目的を特定しないまま、手段ばかりに気が入ってしまっているので、お互いの関係性が見えず、よって主体性も発揮することもできないのである。

 「“人間関係”の能力をもつことによって、よい“人間関係”がもてるわけではない。自らの仕事や他との関係において、貢献を重視することによって、よい“人間関係”がもてる。こうして“人間関係”が生産的となる。生産的であることが、よい“人間関係”の唯一の定義である」

 “人間関係”は、ハウツーやテクニックに左右されるのではない。仕事の場において、お互いがその目的を理解し、貢献し合う考え方を培うことによって生産的な場は生まれ、よい“人間関係”が生じるのだという・・・。  非生産的な場には、必ず“人間関係”の乱れがある。生産性は組織の存続に関わる問題である。“人間関係”の問題は、個人にだけ委ねるのではなく、組織全体の問題として考えるテーマだといえよう。

(H27.9.28)

軌跡

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”多聞言葉”シリーズ(コハ-36)

自覚

 自分のやりたいこと、好きな仕事に専念しているうちに、それに関連する様々な出逢いが生じ、一つの場が生まれる。その場に感謝し、場のレベル向上のために頑張っているうちに、いつの間にか周囲の人から引き立てられ、その立場を演じている自分に気づかされる。どちらかというと、強烈な意図があってというよりも、自然の流れの中で、その役割を演じているうちにその気になっている自分がいるのだ。

 それにしても何故、やり続けているのか・・・?それは、“自覚”であろう。“自覚”とは、読んで字の如し。自らを悟(=覚)るということだ。つまり、「この役割は、自分が演じなくて誰が演じるというのか!」という、自分自身の問題意識なのである。

 「やり続けている動機は何か?」という問いの答えは、一言でいうと「“自覚”でしょうね!」ということになる。だが、“自覚”に至るまでのプロセスは上記の通りである。“自覚”に至ると、思いや動機のレベルが明らかに変わる。使命観や責任観ともいえるものだろう。ラクビージャパンも決して奇蹟の勝利ではない。軌跡の勝利だ。

 もちろん、やりたいこと、好きなことをしているという意味においては何ら変わりはないのだが、この場に関わっていてくれる人たちがどのような成果を得ているのか、またその場が環境に及ぼす影響力は如何ほどのものなのだろうか等々、自分を超えた全体の様子が気になってくるのである。恐らく、それが“自覚”なのだと思う。

 

 どんな“自覚”を持つのかによって、私たちは自らの環境を呼び寄せているである。そして、自分の思う通りの人生を演じている。自作自演、それが人生なのである。

(H27.9.22)