109.2粘り

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”多聞言葉”シリーズ(コハ‐40)

粘り

 学生の頃、「自分は、“粘り”強さ、しつこさが身上だ」というと、「おまえ、余り“しつこい”と失恋(しつこい?)するぞ」といわれ、「いや、“しつこい”ってことは質が濃くなる(質濃い)ってことなんだよ」と、言い返したものである。今は逆にあっさりしすぎてつい昨日プチ失恋を味わったばかりである。

 さて、冗談はさておき、“粘り”の大切さについて考えてみたい。

 日常的な、ルーチン化された仕事ばかりをしている分には、そうでないと思うが、何か新しいことへ挑戦しようとすれば、必ず壁にぶつかり、悩み、惑い、試行錯誤することが多いのではないだろうか。

 そんな時、“粘り”ほど、有効な手段はないのではなかろうか・・・?自らの経験でもそうだが、粘り強く、やり続けていることが、自らの思考と行動を広げ、深めてくれる機会となるからだ。その結果、得られた成功体験は一つの宝となる。

 「成功するには、成功するまで決して諦めないことだ」(アンドリュー・カーネギー)という言葉があるように、仕事を成功させる人に共通な特徴の一つに“粘り”強さがある。ハウステンボスの黒字化を一年でやってのけた澤田秀雄さんもそうだ。再建を引き受けるときの交渉もそうであったが、その後の改善・改革のプロセスにおいても、実に“粘り”強い経営を展開している。だから、いろいろなアイデアが尽きないのである。

 では、“粘り”の本質とは何だろう?

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主体的である

 粘り強い人は、つねに主体的である。自分の意志で、何事も選択をしている。それ故に、目の前に立ちはだかる壁(悩み、惑いなど)に対して能動的に働きかけることができ、必ず乗り越えることができると確信しているのである。

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二律背反(対立や矛盾)を受け入れる

 世の中は二律背反、だから成長できる。それに立ち向かってこそ考える力を養うことができると信じている。「Aを取るか、Bを取るか」の択一ではなく、AとBの統合を粘り強く考えようとするのである。

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目的意識を持つ

 目的意識が明確であるから、一つの手段に捉われることなく、目的達成に必要な最良の手段を“粘り”強く試行錯誤し続けることができる。

 「結果を出すことを決意し、“粘り”強くやり続ける」 “粘り強さ”を身上から信条として意識したいと考える。

(H27.10.19)

速報

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今回の展示会にゲスト出品された當麻寺ご住職宮下主事の作品
『遊・情熱・龍』
G南蛮〜18

大阪マラソン・ボラ−大阪BV普及会、石井です。

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10月25日(日)大阪マラソン・御堂筋沿道整理

ボランティア2名の募集

2名の方が急用で辞退されました、参加のご協力を

お願いします。

集合は朝7時30分〜13時解散の予定です。

(ウエア・キャップ用意)

お仲間、友人、親子(中学以上)、待ってます。

大阪ふうせんバレーボール普及会 責任者 石井

後継者

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”多聞言葉”シリーズ(コハ‐37)

人間関系

 組織の重力となるべきリーダー(後継者)にとって最大の課題は何か・・・?それは、何といっても“人間関係”を、どう構築するかであろう。しかし、“人間関係”で悩んでいる後継者は意外と多いのである。しかも、驚くべきことに、現社長である父親との意見の対立、そして古参幹部との“人間関係”がしっくり行かないという悩みが圧倒的に多いのである。

 “人間関係”における悩みの原因は、大きく二つあると考える。

 一つは、組織風土の問題。良い組織の成立条件が欠落しているのだ。理念・目的が明らかにされておらず、浸透していない。ゆえに、働く人間の貢献意欲を引き出し切れていない。その結果、“人間関係”に必要な良好なコミュニケーション機会が生まれていないのである。

 もう一つは、後継者の価値観レベルの問題。知識教育に偏っていて、価値観学習をしていないので、真の主体性が確立されておらず、自分にとって都合が悪いことはすべて環境のせいにしてしまい、“人間関係”を構築できないでいるのである。

 組織と個人という視点から原因を二つに分けてみたが、共通していえるのは、いずれも「何のために」という目的思考の欠落にある。仕事の目的を特定しないまま、手段ばかりに気が入ってしまっているので、お互いの関係性が見えず、よって主体性も発揮することもできないのである。

 「“人間関係”の能力をもつことによって、よい“人間関係”がもてるわけではない。自らの仕事や他との関係において、貢献を重視することによって、よい“人間関係”がもてる。こうして“人間関係”が生産的となる。生産的であることが、よい“人間関係”の唯一の定義である」

 “人間関係”は、ハウツーやテクニックに左右されるのではない。仕事の場において、お互いがその目的を理解し、貢献し合う考え方を培うことによって生産的な場は生まれ、よい“人間関係”が生じるのだという・・・。  非生産的な場には、必ず“人間関係”の乱れがある。生産性は組織の存続に関わる問題である。“人間関係”の問題は、個人にだけ委ねるのではなく、組織全体の問題として考えるテーマだといえよう。

(H27.9.28)