初での紙こより画ベネチアへの出展要請あるも固辞する『龍鳳』

”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐08)

私たちには、“間(ま)”という微妙な意識感覚がある。

剣道では“間”の取り方が勝敗を決めるといわれているし、話の上手な人は“間”の取り方が実に上手い・・・。私も永年剣道を嗜んできました。

“間”とは、間取りとか隙間(すきま)といった「空間意識の“間”」と、太鼓の“間”とか、“間”を外すといった「時間意識の“間”」とがある。そして、「“間”が抜ける」、「“間”に合わず」「“間”が延びる」、「間がいい」、「“間”が悪い」など、普段でもよく使っている。

高校生の頃、地学の先生で面白い授業する方がいた。黒板に向かってひたすら数字を書きながら、ブツブツとしゃべっているかと思えば、突然こちらを振り返って、笑えないダジャレをいう、誰も笑わないでいると、急に自分で笑い出す。それが面白くてみんなが大笑いすると、真顔になって「何が可笑しい!」と怒り出す。その先生には、コペルニクス転換というあだ名がついた。今思うと、先生なりの“間”を取っていたのかも知れない。確かに、その瞬間から内職をやめて、その先生の話を聞き出していた。

日常的なコミュニケーションにおいても、“間”はたいへん重要だと思う。

“間”を取ることは、話にメリハリをもたせ、相手との呼吸を合わせる効果がある。また、相手の理解を促すために、「そうだろう?あなたはどう思う?」と問いかけるのも重要な“間”の取り方だと思う。

では、“間”を取るタイミングについて考えてみたい。実演をしているとき、自然と“間”を取っている場面がある。

一つは、「重要なポイントを画がこうとする前」。「この点は、墨垂れではありますが非常大切な点です・・・」といって、少し“間”を置く。それから、二つ目は「完成しかけたとき」。「どう思われます・・・?」といって、“間”をつくることが多い。会場の誰かに目線を合わせて、少し長い“間”を置いて、みんなに考えてもらうと、その後の観る姿勢の変化を感じるときもある。最近は、「淡い絵の具を使う実演が多いので、“間”が取れやすくなったと思う。活用のコツは、一枚の作品『色紙』を、数分で仕上げてしまうこと。または、大きな作品を展示して、視覚に訴えるような形で、実際に白紙の大ロール紙を用意して観劇者にも演者として参加してもらう。このように上手く“間”を取っている。

“間”の効用は、一つに相手の注意を引き寄せ、こちらの紙こより画に関心を持ってもらうこと。さらに、相手の理解度を図ることができるので、実演参加の展開がしやすくなるなどが挙げられる

ある政治家曰く、「人生はすべて“間”だ。一本調子で前に進もうとしても、何も前に進まない。“間”が取れない人間はどうしようもない。大成しないぞ」と。中田伸吾申す

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大阪ふうせんバレ-ボ-ル普及会 会長 石井 勝治

バルーン(風船・ふうせん)バレーボール3月のお知らせ   2019・3・1

4月27日(土)のビッグイベント、難波・府立体育館に参加します!

トヨ ♡ パラ” パラリンピック競技を小学生に体験会と、参加自由なコ-ナーあります。

トヨタ大阪地区各社 主催・ 吉本興業 共催・ 大阪府教育委員会 後援・ 大阪府障がい者

スポーツ協会 協力、“ 共生社会実現に向けた地域との絆づくり ” 楽しめます!!

普及会ブースに、大阪地区のチーム(後日、詳細連絡)を中心に、協力をします。

入場は無料、吉本芸人のショーもあります、たくさんの観覧をお待ちしています。

6月2日(日)第15回 大阪大会(長居)・11月3日(日)第13回 関西大会(舞洲)、

   ご協力をよろしくお願いいたします。                                          

長居障がい者スポーツセンター・練習日 (参加申込みは、お早めに!)

3月24日(日)  15:30~17:30 (2面)

4月30日(祝・火)  11:30~13:30 (2面)=指導員・審判員講習会

5月 4日(祝・土)  15:30~17:30 (2面)=審判員講習会

5月12日(日)     11:30~13:30 (2面)=審判員講習会

 

  • 下記地区の練習会、参加・見学したい方は、普及会に連絡ください。

東淀川区、淀川区、豊中市、茨木市、など

ニュース

*3月21日(祝・木)、舞洲「ボッチャ大会」、普及会から2チームが参加をします。

応援を、よろしくお願いします。

*3月26日(火)吹田市・障害者スポーツ講習会に、協力します。

 

ニュースや動画は「大阪ふうせんバレーボール普及会」HPも、見てください。

大阪市の小学「福祉読本」に、パラレルルール認められ、採用されました。

 

“  ふれ愛 ♡  ささえ愛 ♡  笑い愛 ♡  ”を大切にしています!

                                                                  

 

「風船バレー用品(風船50入1箱=別途相談)  ◎ お問合わせは、下記にお願いします。

風船(直径40㎝桃色)1個150-     大阪ふうせんバレーボール普及会 会長 石井勝治

鈴(特製)1個50-(50入1袋=別途)      〒533-0033  大阪市東淀川区東中島1-17-5-637

空気入(ハンドポンプ)1本600-          Tel/Fax 06-6815-3523

新型・風船ゲージ(四つ折り)1個1,800-     (MP-mail)ishiii. 1413 @ docomo. ne. jp

ゼッケン(肩ひも型.NO1~6.8色)1枚1,050-」 (PC-mail)ishkatsu @ yahoo. co. jp

(日本バルーンバレーボール協会・設立準備室、普及会事務局内に立ち上げてます。)image3-730x548

その名は

1.であひ

時は2671年12月8日第二次レストラン戦争勃発。提督は新型戦艦建造計画作成(バトルシップレストラン)計画に基づきロフト内の生活骨董店に資材調達に向かふ。その時店番をしておられたのが画伯である。名刺交換していたのではあるがいきなり翌日会社に訪れてこられ飾ってあった書(1月の中ごろであったと思うが書初めで描いたものがそのまま残っていた)を誉めまくるのである。そして実はといふと自分は画家であり書道家でもあるとのことだ。確かに世界美術年鑑に載っており(油絵)現在は墨字絵(墨で描くのだが字を書いて絵になるといふ面白いもの)をやっているといふ。

2.太陽艇

2010/10/ 9 22:11

2010/10/ 9 22:11

時は2672年8月8日ついに太陽艇の進水式が執り行われることとなり同年9月1日には連合艦隊旗艦となる。(バトルシップレストランのグランドオ-プン)そして翌年3月には太陽艇第参艦橋において墨字絵等を作成することになる。此処に合作堂が誕生し名作(迷作)八咫烏に仁王立ちが生まれたのだ。そのほかにも画伯の作品は艦内いたるところに飾られていたのである。

3.アクシデント

時は2673年4月8日桜は満開、画伯が大腸がんステージ4宣告され緊急手術するも余命6月となってしまったのである。しかし病は気からである。6か月を超えたころにあえて個展(墨字絵隊観閲式)を開催することにしたのである。(10月)追悼に式典になる可能性が大であった。とにもかくにも画伯は作品制作に没頭していくのであった。その間に治療の方はハイパ-サ-ミアとのであひと適合があり。な、なんと墨字絵隊観閲式の10月には元気に主役として参加されて以来第6回(7年間)を数えることになりますます多忙を極めて元気に活動されております。

4.ギャラリ-南蛮と紙こよりの会

時は2673年10月16日紅葉の頃、ギャラリ-南蛮で展覧会が行われている。此処は大阪梅田から近々にある阪急中津駅直で広さも十分で何しろ天井が高いので畳2畳ほどの作品も難なく飾ることが出来るのである。此処は提督が偶然なのか必然なのか見つけたのであるがオ-ナ-が神社主で、のちに作品を奉納させていただいたり後々には紙こよりの会に参加いただいたりすることになっていきます。第2回観閲式を迎えるころに画伯の作風が一変するのである。それは今まで、筆・墨・硯にこだわりがあったのが、な、なんとティッシュぺ-パ-をこよりにして筆とし墨汁液をたっぷり浸しゆらゆらと描いてゆく。そして百均の絵の具で淡く色づけしてゆくのだ。その後重要文化財荒井邸を皮切りに湊川神社や当麻寺・勝福寺・老人介護施設・障がい者施設等々を訪問し実演だけではなくお集まりいただいた人たち(子供たちも)に実際に描いてもらうのである。それからついに青年会議所を巻き込んで紙こよりの会が発足したのである。時に2678年4月8日

5.日本画新部門に登場

時は2679年2月20日ついに紙こより画が画壇に登場、美術の森出版㈱現代美術人気作家年鑑に初登場、同年5月17日には日中友好会館において美術評論家の長谷川栄氏より直々に招かれオ-プニングセレモ二-付展覧会に出席することになる。展示は代表作の蓮華の子だ。

6.轟沈

時は2675年4月9日前出の太陽艇の話なのですが太陽艇は当時世界最厚DSC_1667を誇る45ミリメ-トルの鉄板を持つステ-キハウスでありましたが時代は既に電子調理器に移り2675年4月7日最後の出撃(通常営業)を終えて同年4月9日轟沈(閉店)。太陽艇は平和の尊さを教えたが、また、生きる為の教訓を数多く残している(決断より)

7.その名は

時は現代その作家の名前は誰もが知る巨匠『中田 伸吾』その人である。

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8.そしてここに明かされる鳳彩庵龍雲とは中田伸吾「龍鳳」師と彩雲師による合作の時に要いるペンネ-ㇺであったのです。海のものとも山のものとも知れぬ紙こより画を世界で最初にジャンルに入れて頂きましてや鳳彩庵龍雲なる提案を涵養に受け入れて頂きました美術の杜大橋様に感謝します。

 

 

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DSC_1667“多聞言葉”シリーズ(探喫09‐07)

カニの分

列車の中で、『渋沢栄一 100の金言』(渋澤健 著)を読む。著者の渋澤健氏(1961~)は、渋沢栄一(1840~1931)の5代目の子孫らしい。

渋沢栄一が逝去して、88年経つが、いまだ「論語と算盤」への関心はますます高まっており、全国からの講演依頼が絶えないという。

著書の中に、「正しい生き方」という章があり、その中の「カニのような心構えが大事」という項目があり、カニの心構えと正しい生き方にどんな関係があるのだろうかと不思議に思い、読むと次のようなことが書いてあった。

「蟹は甲羅に似せて穴を掘るという主義で、渋沢の分を守るということに心がけておる」(「論語と算盤」・処世と信条)

つまり、「カニが甲羅で身を守り、穴を掘って身を伏せているように、事情に合わせて分をわきまえるという姿勢を心がけるべきだ」という。

傲慢あるいは慢心(仏教でいう煩悩の一つ)という言葉があるが、人間はちょっと物事がうまくいくと、図に乗ってしまい、取り返しがつかない事態を招いてしまうことが多々ある。

カニの行動を例にとって、私たち凡人が陥りやすい傲慢・慢心の罠を示唆してくれたのであろう。「何事も図に乗るな」と、調子に乗っていると、おだて上げられ、身の程を弁えずに、リスクを背負わされてしまうことだってある。そして、痛い目にあっている人がけっこう世の中にはいる。

分をわきまえる姿勢ができていると、不用意に物事を引き受けるような愚行はしない。断るべきときは断るという賢さや勇気が身につく。確かに、堅実な経営を心がけて着実に業績を伸ばしているトップ経営者には、分をわきまえている人が多い。断る時はきちんと断る。YesとNoを明確にいえる人・・・。

さらに納得したのは、“カニの分”は「成長する分をわきまえる?」ということだ・・・。

カニとは脱皮する生き物である。自分の成長に伴い、古い殻を捨てて、新しい殻で分を守るのだという。つまり、「分とは一定しているのではなく、常に成長している」のだという。

しかし、カニと人間では違う。人間に場合は、自らの意思で脱皮を図らない限り、器の成長はあり得ない、つまり分は成長できないままである。一年前の自分と今の自分では、何がどう変わり、成長できたのか?分の成長をちゃんと見極めることができているだろうか?

成長のために目標設定を明確にして、成長する“カニの分”をわきまえたいと思う。

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”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐06)

節目

今年は、紙こよりの会にとって正式に画壇に登場という一つ“節目”の年を迎える。

不思議な心地だ・・・。一年365日、いままでもずっと同じ時間の流れの中で生きてきたはずなのに、“節目”を意識するだけで、昨年とは違う何かを成し遂げたいという意識が動いている。

例年のことであるが、10月に入ると墨字絵隊観閲式にて作品を発表するようにしている。(近年は5月)“節目”の年を意識しながら、色々考えた挙句、選んだのが『「限りなき“創造・変化”への挑戦」~楽しく、豊かで、エキサイティングな一年にしよう!』である。

創案したのが2012年10月1日。もちろん、ゼロからのスタートである。当時はまだ紙こよりの技法もなく精神面だけで様々な方法によりキャンバスにぶつけていたものである。

「無報酬でもいい」といって、駆けつけてくれた3人の仲間。何もなかったけれど、夢・志だけは溢れんばかりであった・・・。

「よその絵画組織がやらない、できないようなことをしましょう」

「業界を変える、先駆的な役割を担おう」

「がむしゃらに創作して、遊ぶときは遊ぶ・・・。家族も連れて、皆で展覧会にいこう」

「プロ集団をつくり、障がい者のシンクタンクになろう」

「老人ホ-ムを慰問し、みんなに紙こより画をやってもらおう」等々。

何か、いつも胸騒ぎがしていた創案当初の頃の思いが蘇ってきて、気付いてみると前述のような日本画の一つの部門として登場することになった。

この事実を知ったとき、妙に心ときめいたのを、今でも覚えている。激動、激変の時代、何かが動いていくような予感して、ワクワクドキドキした気分である。そのときから、何かにつけて、「変化・革新・創造」という言葉がつねにキーワードとなってしまったようだ。創造的破壊、イノベーションなど。また、「治世の能臣、乱世の奸雄」という言葉も意味深いものだ・・・。

話が少し飛んだが、“節目”とは物事の区切りとなる大事なところである。“節目”を意識するだけで、気が引き締まる思いである。また、その時々の“節目”に、様々な出逢いがある。なぜか、自然と感謝の気持ちがあふれ出してくる。

(H31.2.12)

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