121.20ご指摘のとおり

2013/ 1/26 18:29

”多聞言葉”シリーズ(探喫8‐15)

大愚

 最近、妙な習慣がついたようだ・・・。書棚を眺めていると、不思議と目に留まる本が出てきて、手に取り、読み始めている。最初は、パラパラとめくりながら、「こんな本があったな・・・」と思いつつ、流し読みをしているのだが、いつの間にか、はまっている。

 連休中に、はまってしまったのが『大愚のすすめ』(山田恵諦 著)だ。熟読しているうちに、いつ頃購入した本だったかが、気になって調べてみると、1991年7月30日初版発行とあるから、25年ほど前のことである。

 時代は20世紀の終盤あたりで、世の中が日本のバブルに気づき始めた頃だろう。小賢しく知識を詰め込み、経済に偏重し過ぎた日本の将来を憂えている・・・。「世の中の誰も彼もが、少しでも利口になろうとあくせくしている。利口でなきゃ損をするから、勉強するのだと、どうにもせせこましい」と。

 「手段にすぎないものを目的化し、真の目的を見失っている日本・・・。経済的に豊かになった日本は、豊かさの中にあぐらをかいているのではなく、助け合う心・分け合う性格をつくり、恩を返して、世界のための日本となるべきだ」と説いてある。

 そのために必要なことは、“大愚”になることだという。元は、伝教大師最澄の次の言葉からだという。

 「色々と学び、励んでみたけれど、自分は知恵も才能もない最低の人間だ。ならば、これまでしてきたことは全て流し去って、生まれたままの自分になってみよう。愚の中の極愚に徹してみよう」

 賢くなろう、利口になろうと、あくせくするのではなく、愚になること。力を抜いて、とことん愚かなじぶんというものを見つめてみる。一から出直す決意である。「愚の中の極愚」、つまり“大愚”とは、自分をまず最低の位置に置いてみることだという。

 そうすると、そこから眺める世界というものは、上から見るのとはえらい違いがあることに気づかされる。山川草木(=自然)のすべてが先生となり、真実というものを教えてくれるのだという。

 その真実とは何か?自分以外のすべての環境に支えられている自分がいることに気づかされることだと思う。つまり、「自分は生かされている!」という真実である。最近だが、そのことが腑に落ちてきている自分に気づかされる。

 以前よりずっと、家族をはじめ、身近な人たちに、自ずと感謝の念を持てるようになっている。すると、不思議と肩の力が抜けて、素直で穏やかな自分になれる。どんな些細なことにでも面倒くさがらず、自然と体が動くのである。

 恐らく、仕事をご縁にいい出逢いをいっぱいさせてもらっているのだと思う。感謝!

(H29.5.8)

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バルーン(風船・ふうせん)バレーボール、5月のお知らせ  2017・5・2

   ☆「どうしたらできるのか」「どこまでできるのか」と、チャレンジしてくれる

重いハンデのある選手が、今年の大阪大会にはたくさん参加してくれます。 

   パラレルルールの大切さを、分かってくれる皆さんがそろいました。

 大阪(第13回)交歓大会(長居障がい者SC)6月4日(日)10時開会 

◎  参加チームの皆さん、試合に「負けても、勝っても楽しんでくださることの

できるように」練習してから、参加してください。

◎  普及会の大会は、「パラレルルール」=「 重いハンデのあるHP(1・2)」を、

中心にしています。プレーするのにハンデのない選手は、ハンデのある選手の

サポートを心がけて参加してくださるようにお願いします。

 

*  各チームからの、ボランティア(スタッフ・審判部)も募集しています。

長居障がい者スポーツセンター・練習日 (参加申込みは、お早めに!) 

  5月 5日(祝,金)11:30~13:30(2面)

   20日 (土) 18:00~20:30(2面)

 

6/30(金)18:00~20:30(2面) 7/1(土)18:00~20:30(2面)

    * 淀川区、東淀川区、大正区、茨木市、島本町、豊中市、京都市の練習に参加したい、

見学に行きたい人は、普及会に連絡してください。

 

 関西・交歓大会(舞洲)11月5日(日)開催・予定 

                                            

 

   大会まで1か月余、健康に気をつけて、元気に参加してくれますようまってます!

   普及会の大会には、ハンデのある皆さんがプレーに参加するだけでなく、スタッフと

して参加してくださる方もいて、自立につながるように期待しています!!

 

      ☆ 普及会は、人と人とのつながりを、大切にしています。

               「 ふれ愛 ♡ 
ささえ愛 ♡ 
笑い愛 ♡ 」

                                                

  

 「風船バレー用品          
  ◎ お問合わせは、下記にお願いします。 

風船(直径40㎝桃色)1個150-    大阪ふうせんバレーボール普及会 会長 石井勝治

  鈴(特製)1個50-               〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-17-5-637

  空気入(ハンドポンプ)1本600-          Tel/Fax 06-6815-3523

*新型・風船ゲージ(四つ折り)1個1,800-      (MP-mail)ishiii. 1413 @ docomo. ne.
jp 

ゼッケン(肩ひも型.NO1~6.8色)1枚1,050-」 
  (PC-mail)ishkatsu
@ yahoo. co. jp  

(日本バルーンバレーボール協会・設立準備室を、普及会事務局内に立ち上げてます。)

119.00

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”多聞言葉”シリーズ(探喫8‐14)

人の力

 最近購入し、一気に読み上げてしまった本の中に、『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』(三木雄信 著、ダイヤモンド社)というものがある。今年の2月に初版、すでに第5刷発行となっているので、かなりの売れ筋なのだろう・・・。

 ソフトバンクは、創業からわずか30数年で8兆円企業へと成長した。カリスマ経営者・孫正義が率いる組織だからこそ、なし得た成果だと思うだろうが、ソフトバンク躍進の最大の秘密は、「高速PDCA」思考の徹底実践にこそあるとし、その考え方を分りやすくまとめた良書である。

 ソフトバンク流「高速PDCA」の特徴は、スピードとタイミングの重視であろう。それを、「ソフトバンク3原則」と呼んで、次のように紹介している。

 ① 思いついた計画は、可能な限りすべて同時に実行する

 ② 1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックして改善する

 ③ 目標も結果も、数字で管理する

 「PDCA」という経営サイクルの仕組は、誰もが良く知っている経営手法である。しかし、その手法で結果を出している組織や個人は、はやり、一味も二味も違う。自分流というか、考え抜いて、実行し、自らの哲学にしている。一読の価値あり・・・。

 さて、今日のテーマである“人の力”について、である。この本の中で、「“人の力”の借方」として、孫正義の凄さを紹介している(第6章)。

 なぜ“人の力”を借りるのか?孫さんの答えは明確、「自分一人できることなど、たかが知れている」。“人の手”を借りれば、一番手っ取り早く成功できる、つまり結果を出せる!という。「やる!」と決めて動き出して、“人の力”を借りる。とに角、結果を出すことに専念している。

 また、孫さんは、人を使うのが実に上手いという。秘訣の一つは、素直さ!「相手の肩書きやキャリア、年齢や経験を問わず、自分にとって有益だと思う情報やノウハウを持っている人のアドバイス」を、素直に傾聴するという。

 さらに加えると、熱意!孫さんは若い頃から、知りたいことがあれば自分から情報や知恵を取りに行っていたという。連絡を取って、相談に行けば、相手は「この人は本気だな」と、その熱意を感じて、懇切丁寧に教えてくれるし、力を貸してあげたくなるものだ。

 もう一つ加えるとすれば、孫さんのビジョン・志の確かさだろう。そして、「やる!」ことへの信念・・・。

 「素直さ、熱意、ビジョンの確かさ」 改めて自問自答したいと思う。

(H29.5.1)

119.00

”多聞言葉”シリーズ(探喫8‐14)

人の力

最近購入し、一気に読み上げてしまった本の中に、『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』(三木雄信 著、ダイヤモンド社)というものがある。今年の2月に初版、すでに第5刷発行となっているので、かなりの売れ筋なのだろう・・・。

ソフトバンクは、創業からわずか30数年で8兆円企業へと成長した。カリスマ経営者・孫正義が率いる組織だからこそ、なし得た成果だと思うだろうが、ソフトバンク躍進の最大の秘密は、「高速PDCA」思考の徹底実践にこそあるとし、その考え方を分りやすくまとめた良書である。

ソフトバンク流「高速PDCA」の特徴は、スピードとタイミングの重視であろう。それを、「ソフトバンク3原則」と呼んで、次のように紹介している。

① 思いついた計画は、可能な限りすべて同時に実行する

② 1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックして改善する

③ 目標も結果も、数字で管理する

「PDCA」という経営サイクルの仕組は、誰もが良く知っている経営手法である。しかし、その手法で結果を出している組織や個人は、はやり、一味も二味も違う。自分流というか、考え抜いて、実行し、自らの哲学にしている。一読の価値あり・・・。

さて、今日のテーマである“人の力”について、である。この本の中で、「“人の力”の借方」として、孫正義の凄さを紹介している(第6章)。

なぜ“人の力”を借りるのか?孫さんの答えは明確、「自分一人できることなど、たかが知れている」。“人の手”を借りれば、一番手っ取り早く成功できる、つまり結果を出せる!という。「やる!」と決めて動き出して、“人の力”を借りる。とに角、結果を出すことに専念している。

また、孫さんは、人を使うのが実に上手いという。秘訣の一つは、素直さ!「相手の肩書きやキャリア、年齢や経験を問わず、自分にとって有益だと思う情報やノウハウを持っている人のアドバイス」を、素直に傾聴するという。

さらに加えると、熱意!孫さんは若い頃から、知りたいことがあれば自分から情報や知恵を取りに行っていたという。連絡を取って、相談に行けば、相手は「この人は本気だな」と、その熱意を感じて、懇切丁寧に教えてくれるし、力を貸してあげたくなるものだ。

もう一つ加えるとすれば、孫さんのビジョン・志の確かさだろう。そして、「やる!」ことへの信念・・・。

「素直さ、熱意、ビジョンの確かさ」 改めて自問自答したいと思う。

(H29.5.1)

120.00

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”多聞言葉”シリーズ(探喫8‐13)

人材育成

 4月に入り、新入社員が入社し、フレッシュ感が漂う職場も多いと思う。

 さて、成長し続けている企業には、次の3つの特徴があるといわれている。

 ① 独自の経営観を持っている

 ② 付加価値の高い事業領域を確立している

 ③ “人材育成”に熱心である

 独自の経営観とは、「なぜ、この事業をしているのか?」という問いかけに明確な答えを持っているということである。つまり、事業の目的が明確であること・・・。また、付加価値の高い事業領域の確立とは、「あなたの会社でないと困る」といってくれるロイヤリティの高い顧客に恵まれているということである。

 ①と➁の重要性を理解し、実行して、企業風土をつくり出しているのが人材である。ゆえに、“人材育成”に熱心な組織は成長し続けるのである。

 山口 多聞が残した有名な言葉の一つに、「兵隊は数ではなく、戦略資源である」というのがある。全く、同感である。

 また、経営者には、従業員をコストでなく、経営資源として価値ある人材に育てる責任があると思う。人口減少という社会問題のなかで、人材不足が慢性化している今日では一層その重要性を感じる。

 “人材育成”、そのためには、先ず人材ビジョンを明確にしておく必要がある。多聞会では、「人材とは、主体的かつ生産的な目標を設定できる人をいう」と定義している。

 そのような人材が育つ環境を整えること、これがトップの仕事である。そのために、次の3つのことを心掛けている。

 ① 価値観(経営理念)を共有し、つねに確認できる機会をつくる

 ② 「仮説~実践~検証」という経営サイクルを確立する

 ③ 「目標管理システム」を構築し、その運用のために時間を確保する

 また、働く社員としての心得は、個人と組織人としての二面性を、どう統合できるかであろう。「仕事の報酬は仕事である」という言葉がある。この言葉の意味をしっかりと噛み締めることができたら、すべてが解決できる。

 人材の成長とは、より生産的になることである。そして、生産性の本質とは良好な関係性で仕事ができている状態をいう。

 このように考えると、人材とはスキルだけでなく、同時に闘魂を磨き上げていくことが大切であると考える。

(H29.4.24)