鳳彩庵龍雲

”多聞言葉”シリーズ(探喫21‐14)

ある書物の中に、「“夢”は成功の燃料である」という一節があった。

“夢”がなければ、意義ある成功は手に入らない。エンジンの性能がいくらよくても、燃料がなければ車が走らないのと同じだという。・・・全く、同感だ。

小さい頃から、「“夢”や希望を持って生きなさい!」と学校の先生をはじめ誰彼となく言ってくれていたし、“夢”を描くことの大切さを教えられながら育ってきた。

私自身、今もそうだが過去においても、“夢”を想い描くことによって、多くの欲求・願望を満すことができたし、成長してこれたと確信している。

ここでいう“夢”とは、現実からはなれた空想や楽しい考えであり、将来実現させたいと思っている事柄である。

そして、私たちが描く“夢”にも二種類の“夢”があると考える。

  • 一つは、私的な“夢”の描き方。
  • もう一つは、公的な“夢”の描き方。

歳を重ねるにつれて、どちらかというと、①よりも②のほうのウェートが高くなってきているようだ。それと、「公的な“夢”(社会)を実現することが、私的な夢(個人)の実現につながるのだ」という一体感を感じることができるよう心境になってきているような気がする。

そのような“夢”を描くための心得とは何か?

  • 自分が叶えたいと願う“夢”は道理にかなっているだろうか
  • その“夢”が実現できたら世のため人のためになるだろうか
  • そして、その“夢”の実現は自分のためになるのだろうか

以上、①~③の条件がすべて満たされることが最善だと考える。そのためには、分離思考ではなく、統合の価値観を学ばねばならない(合作堂の精神)と思う。

紙こよりの会では、発足の当初から自ら描く楽しさを発見するお手伝いをずっと行ってきているが、小生は紙こよりの会が発する目的は、アーティストの“夢”(理念、哲学、想い、志など)を具現化すること、つまり「形」にすることだと思っている。

未来絵画を通して、「あるべき姿(夢)」を描き、「現状」との差を明確にし、「その差」を埋めるために何をなすべきか(戦略と戦術)を考えて、実行していく。

世の中から「あきらめの4文字」をなくしたい。

今、小生が鳳彩庵龍雲として、思い描いている“夢”である。

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