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”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐36)

訂正とお詫び・・・かなり前になるが中田伸吾氏より投稿との表題で始まる文面があったと思うのだが実際には投稿ではなく話を伺ったうえで提督が寄稿したものであり内容やニュアンスの違いを指摘されました。改めて中田伸吾氏の投稿ではなく提督から見た姿ということで大変失礼しました。ここに訂正とお詫びを申し上げます。

成功

先週の紙こよりの会作品引き渡し(10/1)は、ちょうど、第1半期末のタイミングであった。そこで、今期の各部署・個人の進捗状況について、少し時間を長くとって発表を各人一人ひとりにしてもらった。

そのとき、「“成功”の反対は失敗ではなく、実行しないことである」という言葉を紹介したら、誰もが頷いていた。「自ら目標を設定して、やると決めたはずなのに・・・」と、頭の中に疑問がよぎったに違いない。

「計画通りに実行し、やり続けていれば、もっと成果は出ていたはずだ」と感じたのだと思う。つまり、自ら掲げた目標を達成するためにやるべきことは明確であったはずなのに、「なぜ、やろうとしなかったのか・・・?」。実は、この「なぜ?」の究明をしなければ、“成功”を手にすることは難しいであろう。

“成功”を手にするための唯一の手段は、実行すること。成果が出るまでやり続けるしかない・・・。だとすれば、行動の原点にあるモチベーション(動機づけ)を高めることが“成功”の大きな要因となるような気がする。

確かに、理想的な人生を歩んでいる人をみると、セルフ・モチベーションがしっかりとしている。生き方にブレがない、つまり、価値観がしっかりしており、人生の目的や目標がはっきりしているのである。

そこで、“成功”している人の思考や行動の特徴をイメージし、“成功”の要因なるものを整理整頓してみたい。

  1. 人生のあるべき姿が明確である。(使命、目的、目標)
  2. 情熱を注いで、生きている。(好きなこと、情熱)
  3. 熱意や信念を持ち続けている。(同志を惹きつける魅力)
  4. 優先順位がはっきりしている。(資源や時間の使い方)
  5. フィードバック機能が働いている。(検証力、PDSサイクル)
  6. 一点集中主義が徹底している。(フォーカス、一点集中)
  7. 諦めずに、やり抜く(諦めない、持続力)

小生は、以前に(竹内日祥上人)DSC_2059学んだ「一念三千論」の考え方が価値観のベースとなり、自らの意思決定の軸足を確立させてもらったような気がする。

世の中には、“成功”に関する様々な本が出版されているので参考にしつつ、自分なりの「勝ちパターン」を確立しておくと、セルフ・モチベーションが磨かれ、「やる気」も持続すること間違いないと思う。

(R元.10.08)