NEXT ONE

”多聞言葉”シリーズ(22‐01)

『私の最高傑作は次回作だ』

今年度の紙こよりの会の基本方針は、『ハイブリッド思考でチームワークの次元を変える~シナジー効果を意識する』である。

これは、その根底には”完全“への意識があるといってよいだろう。

つまり、「お客様に喜んで頂ける最高のサービスとは何か?」と自らに問い続ける日々の行動に対する姿勢そのものが“完全(パーフェクト)”であり、そのためにどんなやり方、手段があるのかを考え、行動する日常性だといえる。

以前に読んだ書物の中に、次のような記述があったのを思い出す。

「“完全”に生きようと決意して生きたにも関わらず、不完全なまま終わるのが人生である」と・・・・・。

会の運営にも同じようなことがいえるだろう。

「不完全な人間が、不完全なものをつくり、不完全に運営しているのが会の運営である」。つまり、どんなにすぐれた経営のやり方、ノウハウにも改善の余地が山ほどあるということだ。つまり、何かが欠落している。

これもある本で読んだ記憶であるが、チャールズ・チャップリン(英:1889~1977、喜劇俳優)の逸話を紹介したい。

チャップリンは新聞や雑誌の記者から「あなたの最高傑作は?」と聞かれると、いつも「NEXT ONE(次回作だよ)」と答えていたという。その後言葉が一人歩きして「私の最高傑作は次回作だ」になり、チャップリンの名言の一つとされているという。

“完全”を求める心理に対しては、様々な見方、意見がある。

例えば、エマーソン(米:1803~1882、思想家、哲学者、作家)などは、「完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である」と述べているという。

直接、エマーソンの本を読んでいないので、コメントは控えるが、恐らく“完全”、完璧主義に陥り、いつも不満を感じ、ストレスを溜めてしまうことの弊害をいっているのだろうと思う。

しかし、どうだろう?チャップリンがいう「NEXT ONE(次回作だよ)」とは、完全、完璧主義から発した言葉ではなく、「向上心」の表れであると考える。

まだまだ成長の余地がある自分に対して妥協しないという「向上心」。それが、ここでいう“完全”への意識だと考えたい。
今年の「紙こよりの会基本方針」のキーワードは、①ハイブリッド思考と②シナジー効果である。

顧客にとっての“完全(パーフェクト)”を求めて、多くの仲間とともに、未来絵画サービスの進化にチャレンジし続けていきたいと思う。

(R4.1.10)