提督の体重『116.4』

多聞言葉”シリーズ(キハ‐59)

1分仮眠法

 歳をとると、早起きになる・・・。脳の老化や生活パターンの変化で睡眠力が低下するのが原因らしい。

 小生など4時前後には目が覚める。二度寝をしないようにしているので、つい早起きになる。今や早朝二時間の塊は、頭がもっとも冴えて読書の稼ぎ時である。若いときは何度チャレンジしても失敗したが、良き習慣化である。但し、どうしても寝不足が生じるという問題が残る・・・。

 お昼が過ぎると、睡魔に襲われるとまではいかないが、睡眠不足からだろう、集中力の低下が著しい。人と打合せをしているときはまだいいのだが、孤独な作業は長く続かない。

 日中における最高のパフォーマンスを取り戻すためには、どうしたらいいか?思いつく方法をいくつか挙げてみよう。

 一つは、睡眠不足を解消するために仮眠を取る。(これは、人目もあるし、他人の志気に影響するから難しい。それに習慣がない)

 次に考えられるのは、眠くならない仕事を選ぶ。(デスクワーク以外の仕事、接客?でも、パフォーマンスが低下している状態には変わりはない・・・)。その他、ストレッチをやってみるとかもあるが、一時的・・・。

 そんな時、出逢った本が『脳も体も冴えわたる“1分仮眠法”』(坪田聡 著)。

「1分で?そんなバカな・・・」と思ったが、意外と効果てき面!驚くほどに、調子がいいのだ。しかも、やり方が簡単。

 「? 椅子に深く腰掛け、? 全身の力を抜いて、? 軽く目を閉じる」 たった、それだけ・・・。無理に眠ろうとしなくていい。目を閉じて、外界からの情報をシャットアウトする。つまり、「ただ目を休ませる」ことこそが、“1分仮眠法”なのだ。それだけで、脳のクールダウンにつながり、脳を休息させることになるという理屈だ。

 “1分間仮眠法”を上手く行うコツは、眠気をため込まずに、なるべく早い段階で解消することだという。眠気が来そうだと感じたら、そのタイミングで仮眠を取ること。そうやって、一日に何度も1分の仮眠を取るだけで、失われかけていた本来のパフォーマンスが戻ってくれば、有難いものだ。

 それから、眠気に強くなるために必要なことは、脳をワクワクさせることだという。そのためには、仕事への「興味」と「楽しさ」そして「満足」、これらの3大条件を満たしてやることだ。つまり、動機づけが大事なのだ。

 集中力の高いハイパフォーマンスの状態で、一日を過ごしたいと考える。

(H25.11.18)

提督体重  117.0

“多聞言葉”シリーズ(キハ‐58)

浪費

 “浪費”といっても、時間の“浪費”・・・。

 仕事で成果を上げる人は、時間が制約要件であることを知っている。買ったり、蓄えたり、むろん貸し借りもできない。だが、「一般に人は時間を管理する用意ができていない」(ドラッカー)という。

 時間の“浪費”をなくすためには、時間をどう管理すればいいのだろうか?この点について、少し考えを整理しておきたい。

 ? 先ずは、汝の時間を知ること(時間の分析と仕事の分類)。

 自分の時間の使い方を記録し、仕事の分類ごとに集計をしてみる。時間の使い方の癖がみえてくるはずだ。

 ? 次に、成果を意識して、時間の使い方を点検すること。

 時間という資源はインプットで、アウトプットが成果。「何を仕事の成果とするか、そのために時間をどう配分するか、そして現状はどういう状況にあるのか」を点検すると、“浪費”の状況がみえてくる。

 ? さらに、体系的な時間の管理をすること(捨てる、任せる)

 そのためには、*非生産的な活動をみつけ、廃棄する(非効率、惰性、無意味、劣後順位)、*他の人間でもやれる仕事は何か、*自らが時間泥棒になっていないか、などを考える。

 ? 時間の塊をつくり、守ること。

 成果をあげるのは自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。細切れの時間をたくさん集めても無意味、連続した時間の塊(できれば2時間以上)を幾つつくれるかが大切である。(例えば、早朝の2時間、午前・午後で2時間、帰宅後寝るまで2時間など・・・)。そして、優先順位の高いことへ使い、その塊を不用意に壊さないことだ。

 YGグループでは、時間管理については一定のルールに基づいて実施している(YG式目標管理システム)。

 それは、「時間こそが真に普遍的な制約条件であり、時間を管理できなければ、何も管理できない」(ドラッカー)という言葉に共感し、やり続けるなかで実感しているからである。

 そして、組織は協働行為の体系である。関わりあって仕事をしている以上、時間管理は一人ひとりで行うよりも、組織全体で取り組んだ方がはるかに効果的であるからである。

 卓越的な人材に成長するためにも、みんなで時間の“浪費”をなくそう。

(H25.11.11)